2019年9月号
<特別寄稿>国公立大と私大の入試対策について

私の場合、第一志望が東京大学理科一類であり、私立の併願校は早稲田大学の先進理工学部、慶應大学の理工学部学門3でした。併願校の難易度は第一志望に比べると少し低いものでしたが、東京大学が不合格だった時の浪人は考えていなかったので、全く対策無しに特攻するような事はしませんでした。

高3の2学期以降の具体的な勉強について、時系列に沿ってお話ししようと思います。

まず高3の秋頃に国公立を含め受験予定の全ての大学の過去問を1年分ずつ解きました。これは合格点を取るためにやるのではなく、自分の学力をどこまで上げなくてはいけないのかを明確化するために行いました。そこから年末までは過去問は扱わず、自分が使ってきた問題集などの復習を徹底的に取り組みました。

年明けからセンター試験まではセンター試験の勉強に専念すると決めていたので、1月の前半は国公立を含め一般入試向けの勉強はしませんでした。

センター試験後は国公立の過去問をひたすら解き、併願校の過去問はその学校の試験前の数日間のみ集中して時間をあてました。

東京大学の過去問が解けるようになれば、ある程度通用する学力は付くと考えていたので、併願校の過去問を解くのは試験日前の数日間に絞りました。学校によって問題や回答の形式が変わるので、直前に一度はその学校の過去問をやる事をお勧めします。

以上が私自身の両立方法ですが、併願校の試験勉強に当てる時間を決める上で大切なことは二つあると思います。

一つ目は自分にとって併願校の重要度がどの程度であるのかを把握することです。
問題集や基礎的な勉強は国公立向けの勉強で大体は網羅できると思うので、国公立が第一志望ならば併願校の受験日の数日前までは併願校向けの勉強をする必要は無いと思います。

もう一つは同じ期間に二つ以上の対策を行わないことです。先ほども述べたように私は受験までをいくつかの期間に区切り、その期間の間は一つの勉強に専念しました。国公立と私立大学では問題の傾向が全く異なるので、二つを同時進行で行うと頭が混乱し、思ったほどの成果が得られないことが予測されます。

不安に駆られることもあるかと思いますが、あまり欲張りすぎず一つのことに専念するようにする必要があると思います


                                             
(工学部 M・M)
体験的勉強法目次へ
(C) 2018 Coretech