2019年2月号
<特別寄稿>センター試験を失敗して

皆さん、センター試験を終えていかがお過ごしでしょうか。思ったような結果にならず、落ち着かない気分の方もいらっしゃるのではないでしょうか。かくいう私も、センター試験本番で大きく失敗したひとりです。

特にひどかった科目が、もともと得意としていた国語でした。12月に受けた模試では、195点と自己最高得点を記録しました。合計点自体も過去最高で、少し自信をもって本番に臨むことができました。
センター試験を終えた月曜日のことは今でも覚えています。国語は最初の科目で、自己採点の結果は128点でした。問題番号がずれているのではないかと何度も確認しましたが、間違いだらけの解答と対照的に自己採点は1題もずらさず完璧に行えていました。
合計得点は、12月の模試+10点ぐらいで、事前に予想していた「最低限」の点数になりました。

今回お伝えしたいのは、「負の要素」にとらわれないでほしいということです。
センター試験の国語で大事故を起こした。親が引いてきたおみくじが凶ばかりで、学問の評価は「時間がかかる」だった。試験前日に見たこともないような黒猫を見かけた。試験前日の風呂場で何もしていないのに棚が倒れ、石鹸が滑り落ちていった。試験当日に雪が降って開始が2時間遅れた隣の席の人が遅刻してきて、試験中もバタバタと音を立てる受験生だった。自分の席付近のタイルがガタガタして身動きの度にうるさかった。
以上が、僕ひとりに受験の際に起きた出来事です。

受験生の皆さんは、このようなことでかなり心を乱されてしまうことと思います。その気持ちはよくわかります。ただ一つ覚えておいてほしいのは、これは自分だけでなく、受験生全員に起こっていることだということです。僕のエピソードだけでこれだけ集められるのですから、誰にでも起きることと実感していただけると思います。
私の友人にも、受験の1週間前に家族と大喧嘩してそのまま一言も会話せず本番を迎えた人、センター試験の3日前にインフルエンザを発症した人、センター試験でマークミスした人、電車遅延で別室受験になった人などたくさんハプニングが起きています。

受験は大きなストレスがかかります。今まで感じたことのないような不安に襲われると思います。しかし、安心してください。これは認知バイアスといい、「不安な時に悪いことばかり目についてしまう」という誰にでも起こる現象です
皆さんが「認知バイアス」にとらわれすぎず、落ち着いて試験に臨んでいただければ嬉しいです。


                                             
(理学部 T・S)
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