2018年3月号
<特別寄稿>今月で卒業するスタッフからのメッセージです
受験生の皆さんに送るエールです!

 皆さんこんにちは!東大生スタッフのI.T.です。私は東京大学大学院の博士課程に在籍しています。このたび学業に専念するため赤門指導部を卒業することになりました。そこで、これまで質問に回答してきた経験から、みなさんの学力アップに共通して大切だと思うポイントを幾つか挙げてみたいと思います。勉強法に悩むみなさんの力になれれば幸いです。
 まず、質問の前に
『調べる・考える』ことを是非してください。「質問に回答するのが仕事の奴が何を言ってるんだ」と思われるかもしれませんが、わからないときに考えることは非常に重要なことです。すぐに質問してしまうと考える力・工夫して解く力が養われず、結果として学力アップに繋がりません。わからないときには、辞書や教科書、類題の解答などを調べてみて、なんとか解決の糸口を見出せないか挑戦してみましょう。また、自力でわからないことを解決できると、自信にも繋がり、勉強の意欲も湧いてきます。ただし、わからないことをわからないまま放置するのは最悪です。考えてみたけどわからないときには積極的に質問してください。そういうときに皆さんのサポートをするために、私たちがいるのです。
 次に、復習をすることです。解説を見たり質問をしたりして問題の解き方を知ると、その問題を理解したような気分になりますが、
解き方を理解するのと、実際に解けるのは全くの別物です。間違えた問題には印を付けておいて、数日後や試験前などに再度解き直してみましょう。意外と解き方がわからなくて苦労するはずです。解説を見ただけで完璧に理解できるのは一部の天才だけです。東大生でもそんな人はいないです。何度も何度も復習を繰り返すことで、学力を身につけていくほかありません。学問に王道なしです。逆に言えば、みんな同じ土俵にいるわけですから、地道に努力すれば確実に学力は伸ばしていけます。
 今回は卒業にあたり私が文章を書いていますが、このアドバイスは私以外の東大生も共通して感じていることです。普段の勉強の際にこのことを頭の片隅に置いておいてもらえると、必ず学力アップにつながると信じています。我々指導スタッフは皆さんの成績アップ・志望校合格を心から願っています。
(薬学系研究科 I.T) 
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