2018年2月号

Q. 入試本番が近づき毎日不安でたまりません。何をしても「これでいいのかな?」と心配になってしまいます。
(高3 女子)
A. あなたは今日まで勉強を続けてきましたよね。その成果は必ず出ます。
 ですから
まずは落ち着きましょう。部屋と身体を暖かくして温かい飲み物も飲みましょう。
 そして合格した自分の姿をイメージしてください。
 合格発表の自分、入学式のスーツを選ぶ自分、大学のサークル勧誘の中を歩く自分…思いっきり妄想してみましょう。成功した自分イメージがあなたを現実の成功に引っ張ってくれるはずです。
 さて、あなたは今まだ勉強が足りないと思っていると思いますが、それは受験する全員がおそらくそう思っています。
 ですから勉強をし続けることが唯一の不安脱出方法であり、試験当日に緊張しない方法となります。
 勉強するに当たっては
「自分のできる範囲での最高得点(+α)を目指す」という作戦があります。
 大切なことは難問を解くことではありません。「普段のあなたが出来る問題を確実に解いて得点を積む」ということです。 
難問は他の人も解けないかもしれません。「自分が分からないなら皆だってわからない」くらいに思って、本番では解ける問題を落とさないことに集中すると良いでしょう。余裕があれば最後に戻って考えればよいのです。
 そしてある科目が難しくて上手く行かなかったとしても落胆せず気持ちを切り替えましょう。
 次の試験に影響を残さないことが肝要です。将棋倒しのようにならないよう、楽しいこと、美味しいもの、綺麗な風景など思い浮かべて無理にでも切り替えを行ってください。
失敗は誰でもします。その後が踏ん張りどころといえましょう。
 実際入試はどれだけ平常心でいられるかが重要になります。
 自分の勉強と積み上げを信じて堂々と当日を迎えてほしいと思います。
 受験本番の心得をまとめた表が2013年2月号にあるので再掲しますね。ぜひ参考にしてください。

<時間に勝つ直前対策6つのポイント>
ポイント1.本番より短い時間で解き切る練習をする
本番で緊張する中、慎重に解答作業を進めていると、思いのほか時間が経つのが早いもの。ふだんの時間感覚で解くと時間切れになる危険性がある。そこで、実際の試験時間より短い時間で全問を解く練習をオススメしたい。例えば「60分の科目を50分で解く」といった練習を重ねておけば、本番でも余裕をもって解答できる。
ポイント2.正解だけで満足せず解答プロセスを検証
特に思考型問題は、着眼点〜正解までの解答プロセスに問題があると、多くの時間をロスする。問題を解いたら、たとえ正解でもそれだけで満足せず、設問形式ごとに自分の解答の流れを参考書や問題集の解説解答と見比べながら丁寧に検証し、時間をロスする要素が無いか、どうすれば最も効率よく正解を導けるかを研究しよう。
ポイント3.ど忘れしないように覚えたはずでも再確認
本番の試験中、確実に知らない知識はともかく、覚えたはずの知識が出てこないと、なんとか思い出そうと粘って相当な時間を浪費したりする。本番でど忘れを防ぎ、解答に必要な知識を頭から素早く取り出せるようにするためにも、知識事項は全体的におさらいしておこう。「覚えたはず」と放っておくと後悔のもとになる。
ポイント4.時間の使い方を分析。弱点を把握・克服する
過去問や予想問題の実戦演習をしたら、そのつど自分が実際にどう時間をつかったのか、どこでつまずいたのかを丁寧に分析し、できれば記録しておこう。そして、例えば「見切り方が甘い」といった自分の弱点を把握し、必要なら試験時間戦略も修正する。そのうえで弱点の克服を意識して、次の実戦演習に取り組むと効果的だ。
ポイント5.解答用紙や問題冊子の使い方にも慣れておく
実戦演習の際には、なるべく実物問題を使い。計算などの解答作業の記入スペースも本番同様にしよう。マークする時間も試験時間に含まれるわけだし、数学などでは問題冊子の余白に合わせて計算や図を書くことに慣れていないと、書くスペースが不足して解答ペースを乱したりする。ふだんノートで演習している人は要注意!
ポイント6.本番と同様に計算も手を抜かずにやる
数学や理科の演習時、解答の道筋が見えた時点で計算を省略したり、手抜きをする人もいる。しかし、より速く正確な計算力の養成は、時間配分成功のカギを握る重要課題。計算をさぼって感覚を鈍らせると計算スピードは低下するし、ミスだって多くなる。計算が必要な問題を解く時は、手を抜かず最後まで計算して答えを出そう。


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