2017年9月号
Q1.英単語集は何を選べば良いですか?東大生の皆さんが何をポイントに選んでいたか教えて下さい。
(高2 男子)

  このタイプの質問はよく届いているようです。他の東大生はどう答えているかはわかりませんが、私の意見は「英単語集は市販の風邪薬と同じ→効き目は似たようなもの」です。こういうと、出版社にも製薬会社にも怒られるかもしれません(^^;
 それに、友人や東大生に聞いたところで、せいぜい2〜3冊しかやってないはずなので、全部の単語集の比較などはできませんから、その2〜3冊でのアドバイスです。いろんな比較を知りたければ、ネットで「英単語集の選び方」と検索したら、いろんな人や塾講師が比較アドバイスを書いています。(それがあなたに役立つ情報かどうかは、保証の限りではありませんが…)
 私の場合は、学校で配られたものをメインにやりました。私の「英単語集=市販の風邪薬理論」(笑)で、何をやっても効果はそんなに変わらないのだったら、差がつくのは
どれだけちゃんと覚えるかどうかだと思って覚えるまで何周もしました。(よく「何周すればいいでしょう?」と聞く人もいますが、覚えてなければ10周しても0回と一緒だと思います)
 学校で配られたものが合わないと感じたら、自分で気に入ったものを買えばいいでしょうが、私は「学校の先生は数多い単語集の中から我々に向いているものをチョイスしてくれたはず」考えて、それをメインにやりました。
 もう1冊は通学電車の中でも見られる小型の単語集でした。通学が神奈川県から都内で、電車が混んでいて座れないので、片手で楽に持てるものじゃないと手が疲れますから。したがって、私の2冊目は内容ではなくて大きさ重視で選びました(笑)
 最終的には、2冊ともほとんど覚えられたと思います。2冊やってみて感じたのは、
どちらにも重複して載っている単語が多いということです。これは当然で、単語集は各出版社がそれぞれ独自にコンピュータで頻出度合を出しているのですが、重要単語は重なります。結果的には、学校の単語集だけでもよかったかなと思いました。
 単語集だけの語彙数では当然足りませんから、あとは模試や過去問で知らない単語や熟語があったら、辞書で確認して手書きの単語ノートに書き込んでいきました。これは私の3冊目の『手書き単語帳』です。
 以上が、私が高校時代に使った英単語集体験です。
(経済学部 S.H)

Q2.学校の勉強に力が入りません。実際に全くしていません。しないといけないのは知っていますがやりたくありません。どうしたら勉強をする気になりますか?でも勉強以外でやりたいことはたくさんあります。東大生の皆さんは自分のやりたい事と勉強の両立はどうやっていましたか?
(高1 女子)
 私自身も勉強は好きではありませんでした。
 かと言って何かやりたいことがある訳でもなく、大学に行く意味があるのかと悩んだ時期もありました。
 
正直に言って「勉強が好き」「勉強したい!」と思える人はほとんどいないでしょう。私ももちろんそうでした。本当は高校にすら行かずに世界中を放浪すると言っていたぐらいです(笑)
 それでも勉強をして大学に入ったのは、それが
いつか自分が進みたい道につながるはずだと思っていたからです。私は部活が好きだったし忙しかったけれど、毎日必ず2時間は机に向かうことを自分に義務付けていました。それが習慣になるまでは本当に苦しい日々でした。両立するのにうまい方法なんてありません。ただ自分の気持ちです。結果的に今は頑張って良かったと思っています。やりたいと思っていた世界放浪も実現しました。直接高校の勉強とは関係ありませんが、その可能性を作ってくれたのは当時の努力だったと思います。
 
もし勉強以外にやりたいことがあって、それを実現したり将来の仕事につなげたいのであれば、今、目の前にある事から逃げてはダメだと思います。本当に自分を貫くためには必ずやりたくないこともやらなくてはならないのです。やりたいことだけをやる、というのは甘すぎる考えだと思います。
 少し厳しい言葉になってしまいましたが、基本的には人生は楽しむもの!
 進路について、私は
必ずしも大学に行く必要はないと思っています。
 もし、
将来やりたい職業があるのなら、どうやったらその職業に就く一番の近道かを調べてみましょう。その職業への憧れが大きければ、それに見合った努力が自ずと出来るはずです。大学が全てではありません。専門学校や就職の方が自分の夢に近道である場合もあります。まずは一人で考えるだけでなく、ご両親や先生にも相談してみましょう。
 そして
特にやりたいことが無いのであれば、なおさら勉強しなくてはいけません。後からやりたいことが見つかっても勉強してこなかっただけであきらめることになってしまうからです。自分の可能性を広げる為だと思って勉強するのも、やる気を出す一つの手段だと思います。頑張って下さい。
(建築学科(院) I.Y)
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