2017年11月号
Q1.生物の計算問題が苦手なのですが、どうしたらよいでしょうか。
(高3 女子)

  センター試験でも生物・生物基礎は、計算問題が正答できるかで点数差がつきやすいので対策は大切ですね。しっかり苦手を克服していきましょう。
 生物で出題される計算問題は決して難しいものではありません。
基本的な公式とそれを導く原理を押さえておけばできるようになります。例えば尿形成の計算が苦手だと言う人は、クリアランスC(血漿から特定の物質が除去される速度)の考え方を理解していない場合がほとんどだと思います。「Cを求める公式がわかっているか」また「イヌリンのような再吸収率=0%となる物質のCが糸球体濾過量を示す理由を説明できるか」など、本質をつかむ学習をしていきましょう。頑張って下さい!
(医学系大学院 N.T)

Q2.漢文の質問です。「燕雀安知鴻鵠之志哉」の口語訳を調べたら「つばめやスズメのような小さい鳥にどうして白鳥のような大きい鳥の気持ちが理解できようか、いや理解できない」とありましたが、この「いや理解できない」の部分の漢文はないですよね。どうしてこんな訳になるんでしょうか。
(高3 男子)
 まず、自分で口語訳を調べた点はとても良いですね。この漢文は「反語文」と言います。反語形とは「疑問の形を借りて、その文とは反対のことを表現する句法」のことです。
 質問の文を見ていくと…
 燕雀安知鴻鵠之志哉。(燕雀安くんぞ鴻鵠之志を知らんや。)
 ここでは「安-哉」の組み合わせが含まれています。この組み合わせ(ペア)が「いや理解できない」という意味を表しています。このような決まった組み合わせを句法と言いますが、これはとにかく覚えるしか方法はありません。
何ゾ −ンヤ
クンゾ −ンヤ
誰カ −ンヤ
豈ニ −ンヤ
独リ −ンヤ

 この−にあたる部分のところに
 
● 否定(打消)の漢字がない時 → 「−だろうか、いや−でない」と否定文になります。
 
● 否定(打消)の漢字がある時 → 「−ではないだろうか、いやーである」と肯定文になります。

 さらに共通して文末が「−ンヤ」という形になっています。これが反語の特徴です。
 
「ンヤ」を見たら「反語だ!」と反射的に対応できるようになりましょう。

 漢文は覚える事項がほかに比べて少ないので集中して学習すれば短時間で得点力をUPできます。
 頑張っていきましょう!
(経済学部 S.H)
体験的勉強法目次へ
(C) 2017 Coretech