2017年3月号
<東大生の体験談>今から役立つスキルを身に付ける
東大生スタッフが大学時代、必要になったスキルについて話してくれました。今から身に付けておくと良いことが!

   こんにちは、I.Rです。今回は、僕が大学に入ってから、自分の中で一番伸びたと思われるスキルについてお話したいと思います。僕が大学に入って一番身に付いたと思うスキルの一つは「検索能力」です。
 これは具体的に言うと、
「何か自分一人では解決できない問題に直面した時、適切な本を参照したり、ネットで適切なワードで検索したりすることで、有効な情報を得て、問題を解決する能力」です。僕の場合、この能力は、研究のためにプログラミングをやっていた時に一番伸びたと思います。プログラミングでは、何かしらのエラーが起きた時(作ったプログラムがプログラミング言語の文法に完全に従っていないと、プログラムを実行してもエラーとなって停止してしまいます)、「エラーの原因は何か」「どのようにプログラムを直せばよいか」について情報を収集し、エラーを解決しなければなりません。プログラミングに精通している人に聞けば、早く解決するかもしれませんが、いつも聞ける状況にあるわけではありません。ですから、自分で問題を解決していかなければなりませんでした。
 問題解決のための情報収集にはコツのようなものがあります。それは「どんな本を調べれば解決につながる情報が得られるか」や「どんな検索ワードで検索すれば有効な情報が得られるか」などです。
自分で調べて解決するということをやっていると、だんだんこれらの情報をどうやったら得ることができるのかが分かってきます。また、自分で情報を収集して解決することは、考える力、解決する力を伸ばすことにもつながり、結果的に、問題が発生しても自分の力だけで解決することができるようになってきます。
 皆さんもぜひ、
まず「自分で調べて解決する」ことを意識してみてください。小さなことからで構いません。例えば英語で、「あれ、この単語、僕が知ってる意味だと文の意味が通らないな」と思ったらとりあえず辞書を引いてみる、例えば数学で、「この問題の考え方がいまいちピンとこないな」と思ったら参考書で類題を探してその解説も見てみる。一人ではわからない問題でも、調べてみたら案外すんなり解決したりすることがあると気づくでしょう。自分である程度調べてみて、それでもわからなければどんどん質問して構いません。積極的な学習姿勢は確実に考える力を伸ばします。皆さんの積極的な姿勢、期待しています!
 
(工学部 A.H) 

Q1.世界史の授業でテスト対策用に記入式のプリントが配られます。覚えるためにはひたすら書いたりするしかないのでしょうか。暗記科目など効率よくできる勉強法があったら教えて下さい。
(高2 男子)
A1. 記入式のプリントは、世界史のそれぞれの出来事について良くまとまっているものが多いので有効に活用できると思います。
 世界史などの暗記の多い科目は全ての単語や用語をひたすら書いて覚えようとする人もいるようですが、私はその方法は時間もかかるし効率が良くないと考えます。例えば、記入式のプリントを使って単語や用語などを覚えようとするなら、まず最初にプリントのコピーを必要な分だけとります。そしてコピーの方には何も書き込まず、もう一枚のプリントの空欄に最初に解答を書き込みます。コピーした方を使って問題を繰り返し解いて、解き終わったら解答が書き込んであるプリントで答え合わせをしていき、
間違えた単語だけをピックアップして覚えていく方が良いと思います。これを繰り返し繰り返しやっていけば、どんどん覚えていけると思います。
 世界史に限らず、暗記を必要とする科目は
やはり繰り返して覚えていくのが効果的と思います。その際にはむやみに単語を繰り返し書くのではなく、間違えた単語や用語を重点的に書いたり口に出して読んで覚えていくようにする方が効率的だと思います。暗記科目は根気が重要なので、途中で投げ出したりせずに繰り返し頑張ってください!
(理学部 S.T)

Q2.野球部に入っています。最近春の大会に向けて朝練や遅くまでの練習で勉強時間が取れないんですけど、どうすればいいですか?
(高1 男子)
A2. 部活と勉強の両立に悩んでいる人は多いですね。私も高校時代は剣道部に所属していたので、その時の体験を書いていきたいと思います。
 私も部活後はかなり疲れていて、勉強時間の確保は大変でした。そこで私がやっていたのは
通学時間の利用と勉強の優先付けです。まず1つ目ですが、私は電車通学だったので電車の中で単語集やリスニングを行っていました。もし電車通学をしているなら、この時間は学校のある日は毎日確保できるので暗記系の勉強にはオススメです。次に2つ目の優先付けですが、これは単純に「疲れていてもこれだけはやる」ものを決めておくという感じです。私は宿題→授業の復習→予習あたりを疲れと相談しながらやっていました。学校の休み時間なども上手く活用できると思います。一日の勉強時間は最初は短くてもそれを毎日続けていくと自然と力がついてきます。頑張ってください。
(農学部 K.K) 
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