2017年8月号
<東大生の体験談>私の自宅浪人体験談。
東大生スタッフの高校時代の夏休みの経験談です。

  こんにちは、東京大学医学部医学科のH・Rと申します。私は慶應義塾大学を1年で中退し、その後1年間の自宅浪人を経て、東京大学に入学しました。今回はその1年間の宅浪において努力した点、苦労した点などを書かせていただきます。
 宅浪の間、私は毎朝6時前に起きて図書館や自習室、時期によっては某予備校の講習に通い、深夜1時頃に寝るという日々を送っていました。
 この生活の中で様々努力した点が複数あります。最も大切にしていたことは、ただがむしゃらに勉強するのではなく、
「この参考書を◯日までに終わらせる」といったような大きな計画を立て、それをもとに1日1日の細かな計画を立てるということです。進捗状況を常に目に見える形にし、それを確実にこなすことで、自分はこれだけやっているのだから大丈夫、という自信につなげていました。ただ計画をガチガチに入れすぎると万が一こなせなかった時にやる気が完全に削がれたり、その後の計画が崩壊したりする可能性があるので、予備日や休息日を作り、ある程度余裕を持たせた計画作りをしていました。
 苦労した点もありました。その中でも常に孤独で話す相手がいない、という点が最も辛かった気がします。競う相手も周りにはいないので月に1回程度行われる模試で自分の位置を知るしかなかったですし、分からない問題や疑問があっても質問する人がいないので、自分で解答や解説を見て理解するしかなかったのです。医学部受験で大切な面接対策も1人でやるしかないので、1人で頭の中で面接のシミュレーションをしなければならなく、かなり大変でした。もう二度と同じ経験はしたくないと心から思いましたし、今も思います。
 
ただこの1年間で勉強はもちろんのこと、孤独がゆえに自分を見つめなおす時間があったからこそ、今の自分がいるわけ、これからの人生もあるわけです。浪人は絶対悪ではありません。苦しいですが必ず得るものもあります。
 
今『東大生の学習相談室』を利用されている方々は、質問できる人がいるわけです。決して『孤独』ではありません。この機会を有効活用しない手立てはありません。ただ相談する時も、一般の教科に関してはまずは自分で教科書や解説を読み込み、それでも分からなかった場合に相談するようにしましょう。そうすることで、吸収力がアップし、自分の知識として定着するのが早くなります。
 つらつらと書き連ねてまいりましたが、少しでも参考になれば幸いです。今後の活躍を祈念して文章を終わらせていただきます。ありがとうございました。
(医学部 H.R) 

Q1.模試や定期テストのやり直しはどんなタイミングでやれば良いですか?自分は少し時間を置いてから解答解説を見る程度なのですが、どのようにやれば良いのかアドバイスもお願いします。
(高2 男子)
A1.  模試や定期テストのやり直しは終わったその日にやりましょう。時間が経つと自分がどうやって解いたのか記憶が薄れがちです。できるだけ早く取り組むほうが良いです。やり直しの方法ですが、まず解答を見る前に、自力でテストの時と同じように問題をやって見ましょう。そして一通りやった後に解答を見ましょう。解答解説を見るだけでは「やり直し」とは言いません。必ず手を動かして勉強しましょう。そして答案と成績表が返ってきたらまた復習するのが良いです。私は特に「正答率」に注目して復習しました。正答率が高いのに自分が間違えてしまったところは他の人に差をつけられたところなので、重点的に復習しました。以上は私の経験ですが参考にしてみて下さい。頑張って下さいね。
(工学部 K.Y)
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