2017年4月号
<東大生の体験談>大学進学後の進路変更
三月で卒業した東大生スタッフから皆さんへのメッセージです。

 早いもので、私がこちらのスタッフとしてみなさんのご相談を受け始めてから6年が経ちました。実は私は1度東京大学を卒業した後にどうしても獣医になる夢を捨てきれず、再度東京大学に入り直した人間です。周りの友人達からは「早く働けよ(笑)」とか「暇なんだから飲み会の幹事やれよ(笑笑)」など好き放題言われておりました。この度無事に卒業にこぎつけることができてほっとしております。

 私がみなさんにお伝えしたいことは、
大学に入ってからでも、それこそ社会に出てからでも、進路を変更することは可能だということです。みなさんの中には(特に受験生のかたは)、自分の進路に絶対的な決意を持っている方ばかりではなく、将来像を見据えられないまま大学に入学する方もいらっしゃることでしょう。私はどちらでもよいと思います。大学に入っても自分の進路が変わらず、志望した企業に就職したり、興味のある分野で研究者になる方は、それもよいでしょう。一方で大学入学後、文系から理系に、理系から文系に興味が変わる方は少なからずいらっしゃいますし、私は変えてよいと思います。もっと極端な例を挙げれば、社会人として働きだしてから別の職種に変わることも可能です。自分の強い気持ちがある限り、進路の変更においてはできないことの方が少ないかもしれません。

 ただし「やり直し」をするということは、ある程度のリスクを背負うことになる点、注意が必要です。もし大学でカリキュラムをやり直すために留年したり、あるいはそもそも大学に入り直す場合、
経済的な問題が生じます。実際に私も2回目の大学生活においては、周りの経済的な援助を一切断ち切って、アルバイトをしながら必死にお金を工面しました。また、社会人として働く時期が遅れるため、同期の仲間よりも出世が遅れたり、生涯賃金が下がってしまうでしょう。

 「あのときあの道に進んでいたら今は違ったかもしれないのに」という思いをずっと引きずって送る人生は、何とももやもやするものです。私は「やり直し」を選択しましたが、それがすべての人にとって幸せにつながるとは限りません。ただ、私はみなさんにいろいろな形の「やり直し」が可能であるということはここでお伝えしておきたいのです。
「やり直し」を行う場合はメリットとデメリットを慎重に勘案し、強い決意を持って行って下さい。

みなさまがより良い人生を送れることを、心からお祈りしております。
(農学部 K.K) 

Q1.過去完了形、過去完了進行形、未来完了形の違いを教えて下さい。
(高2 男子)
A1. まず手持ちの教科書や参考書・教材で調べてみましょう。英語表現やコミュニケーションの教科書にそれぞれの基本例文、日本語訳があるはずです。まずそれをチェックしましょう。学習の際のポイントですが、各用法の意味(ex.「〜してしまった」など)だけを覚えても、実際の問題ではなかなか応用しづらいので、必ず簡単な例文と一緒に覚えるようにしましょう。
 以下にそれぞれの要点をまとめましたので参考にしてください。
ポイント 例文
過去完了形 過去のある時点を基準とした完了形
ex.「その時(過去)までに〜していた」
had+過去分詞 The class had already started when I ran into the classroom.
私が教室に走りこんだ時には授業はもう始まっていた。
過去完了進行形 動作を表す動詞を用いた、継続の意味を表す過去のある時点を基準とした完了形
ex.「その時(過去)まで〜し続けていた」
had been + 〜ing He had been studying English for two hours before I got to his house.
私が彼の家に到着する前、彼は英語を二時間勉強し続けていた。
未来完了形 未来のある時点を基準とした完了形
ex.「その時には〜している」
will have+過去分詞 Tom will have arrived in NY by this time tomorrow.
トムは明日の今頃にはNYに到着しているだろう。
 未来完了形・過去完了形には現在完了形と同じように@完了・結果、A経験、B継続の3つの用法がありますので、そこもきちんと押さえておきましょう。
(理学部 S.T)

Q2.3年生になって、入試のための参考書や問題集の選び方を教えて下さい!
(高3 女子)
A2. まず一番大切なことは「自分の必要に応じた」ものを選ぶことです。必要なレベルは人によって異なります。選択科目はどのレベルまで必要ですか?センター試験までか、それとも国公立の二次試験レベルまで必要でしょうか。今は基礎固めの時期ですが、志望大学が既に決まっているならば、そこの過去問題をまず一年分やってみて、どのくらい点が取れるか(取れないか)を試してみることも一つの手でしょう。そうすると目標点と自分の実力の差が分かり、自分に必要な参考書を選ぶ事ができると思います。

 まだ過去問には手が届かなかった、もしくはもう少し基礎を固めたいという事であれば、
 @ 自分の実力に合ったもの
 A 目標のレベルに合ったもの
という視点で選ぶと良いでしょう。
 目標レベルが高いからといって自分の実力に合っていない難しいものを買ってしまうと全く進まなくて苦労するので注意してください。

 次に科目別に自分の持っているものをピックアップしてみましょう。学校で配布されたものや自分で買ったものも結構あったりします。新しいものを探す前に、今自分で持っているものを有効に使いましょう。頑張って下さい。

(農学部 K.K) 
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