2016年6月号

<東大生の体験談>私はこうして進路を決めてきました
「今の選択で一生が決まってしまう…」と悩んでる受験生のために、東大生が自分の体験を話してくれました。

 『若いうちはいくらでもやり直しがきく。失敗を恐れずに自分が今やりたいことを一生懸命にやろう』

 これは私が今最も大切にしている言葉です。10代、20代のうちはたくさんの間違いや挫折をしても強い意志さえあれば、何度でもやり直しがきくと思っています。
私自身、進路の面で挫折して悩んで、再チャレンジすることにした一人です。今回はその経験をお話したいと思います。

 私は
幼い頃から医師になりたいと考えていました。きっかけは、5歳の時に大きな事故で頭蓋骨骨折という重傷を負った事でした。したいことも満足にできない憂鬱な毎日でしたが、通院するうちに何か別な感情が湧いてきたのです。

 「ボクのあたまをみてくれているおじさんたち、かっこいいナ」

 それから医師という職業につよい憧れを抱くようになりました。

 ですがその後、剣道に出会ってすっかり夢中になった自分は高校三年生の秋に、自分の学力が国立大医学部には到底及ばないことに気付かされたのです。剣道ばかりしている間に周りにどんどん置いていかれてしまったようでした。

 「まあでも剣道が強い私立大に行ければいいかあ」

 その時はどうかしてたのかもしれません。幼い頃から抱いてきた医師になりたいという強い思いを忘れ、剣道のことしか考えられなくなっていました。
結局、一浪して慶應義塾大学の薬学部に入学することにしたのです。

 「よっしゃぁぁ、晴れて大学生だぁぁ」

 慶応ボーイになったこともあり、しばらくは大学生活をかなりエンジョイしていました。しかし、とある日、部活の帰り道、一人で電車に揺られている時、ふと頭に不安な思いが浮かんだのです。

 「あれ?これから俺ってどうなるんだろ。何を目指して生きていけばいいんだろ」

 辛い現実を逃げ、楽な道を選んだ私は、自分の目標が無くなり、日々を無駄に過ごしていたということにここで初めて気がついたのです。それからは毎日、「これから」自分はどう生きるべきか、何を選択するのが正解なのか悩みました。

 「やっぱ俺には
医者しかないわ」

 一生懸命、来る日も来る日も考え抜いて出した答えがこれでした。医学部に進学する。大学を中退し、宅浪で1年間頑張ると決断したのです。
どうせ遠回りしたんだから、人の何倍も努力して1番難しいところに行ってやる、そう固く決意しました。

 
慶応に入ってからは全く勉強していなかったので0からのスタートです。(中退した年にも国公立大医学部2校受験しましたが、当然ですが不合格)
 宅浪の1年間は一日12時間以上勉強しました。誰とも会話しない、息抜きといえば睡眠くらいのものでした。今振り返ると、もう二度と経験したくない1年でした。そんな苦しい1年を終え、私は無事、東京大学理科三類に合格することができました。合格発表で自分の番号があった時は喜びよりも、驚きが勝っていました。あの瞬間は今も忘れません。失敗することを恐れず、自分を信じて最後までやりきった結果だと思います。

 自分の経験から「高校生のときに決めた進路が絶対ではない」と皆さんに伝えたいです。
これから先、迷うこともきっとあるでしょうし、失敗することもあるかもしれません。それでも諦めず、二度三度挑戦してほしいです。必ず大きいもの、小さいもの…何かしら得られるものがあると思います。そこから多くのことを学び、身につけ、自分の人生を色鮮やかなものにしてもらいたいです。心から応援しています。ガンバレ!!
(医学部 H.R) 

Q1.used toとbe used toの区別が分かりません。
(高1 男子)
A1.  同じ単語が並ぶので紛らわしいですよね><。
 両方ともよく出る問題なので、この機会に整理しておきましょう。

<used to + 動詞の原型>
訳「以前は〜であった」(過去の習慣や状態。現在は行われていない)

There used to be a big tree. かつては大きな木があった。(今は木は存在していない
He used to have a car.  彼は車を持っていた。(今は持っていない
He used to sit up late at night. 彼はよく夜更かしをしていた。(今は夜更かししない

<be used to + 〜ing>
訳「〜することに慣れている」
 ※この場合のtoの後ろは動名詞の〜ingになります。
He is not used to eating a raw fish.  彼は生魚を食べることに慣れていない。
She is used to travelling.  彼女は旅慣れている。
We are used to getting up early.  我々は早起きに慣れている。

☆ be used to+名詞の場合もあります。
He is used to the job.  彼はその仕事に慣れている。
She is not used to compliments.  彼女はほめ言葉に慣れていない。

 辞書や参考書にも例文が色々と載ってます。
 数をこなせば見分けられるようになってきます。頑張って下さい! 
 

(農学部 K.K)

Q2.物理の模試テストを受けました。今まで勉強してきた問題と似た形式なら解けたのですが、はじめてみるような問題やひねった問題になると全然解けませんでした。発想力が足りないせいでしょうか。どうやったら応用問題も解けるようになりますか。
(高3 男子)
A2. 高校レベルの物理の問題では特別な発想力は必要ありません。
 全て基本的な内容・公式を用いて解くことができる問題で、「基本」に対する深い理解があれば解くことができます。難しそうに見える問題も「基本」をいくつか組み合わせているにすぎません。
 解くことができない原因は「基本」の深い理解がないことです。

 
物理の学力向上の「カギ」は
 @公式がどのようなことを意味しているかを良く理解する。
 Aどのような状況を数式が表しているかを常に考える


 この2つがきちんと実践できれば、成績も次第に良くなり、模試でも得点できるようになります。

 物理の学習法はスポーツの練習と同じです。教科書や参考書で知識をインプットするだけではなく、実際に頭や手を使って練習を積み重ねる必要があります。スポーツの練習で腹筋や背筋、ランニングで基礎体力をつけるように、最初は基本問題集で基礎力を蓄えて、ある程度慣れてきたら基本となる戦術を学ぶように標準問題を中心に解法を身に着けていきます。少し解けるようになってきたら「どうしてそうするのか」を自分なりに納得するまで考えます。自分で考えられるようになれば、初めて見る問題に出会っても対応できるようになるでしょう。
 以下のアイテムをぜひ活用してください。
教科書 受験に必要な知識が必要十分に記されています!
参考書 教科書の記述では理解しにくいところを丁寧に説明した解説が詳しい参考書・問題の解き方をわかりやすく詳しく解説した参考書などを活用して理解を深めます。
図解集や映像 問題で扱われている状況がイメージしやすくなります。記憶にも残りやすいので活用しましょう。
基本問題集 簡単で単純な問題を集めた基本問題集を活用して法則や公式の使い方をトレーニングします。
標準・応用問題集 最初に解答を確認して解法を真似することから始め、最終的には自分で標準問題を解ける事を目指します。

 積み重ねが実力につながってきます。頑張って下さい!
(理学系大学院 O.T) 
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