2016年2月号

<特別寄稿>東大生の体調管理
皆さんの周りで風邪やインフルエンザ、流行っていませんか?
今回は東大生スタッフに、受験時の体調管理のことを聞いてみました。

 皆さん初めまして。東大で薬学を専攻しているT.I.といいます。今回は「私の健康維持法」というテーマでお話させて頂きたいと思います。

 よく、
「体調管理も仕事のうち」といわれますが、これは受験の際も同です。「模擬試験ではいい成績をだしていたが、受験当日に風邪を引き実力を発揮できなくて悔しい思いをした」という話はよく聞きます。私も本番の日に体調が万全でなく、体調管理の重要さを実感しています。今回は、私の経験を交えながら、どう健康を維持していけばいいのかアドバイスできればと思います。

 まず大事なのは
「睡眠」と「規則正しい生活」です。これは何よりも重要です。睡眠時間を削って勉強するのは、実は非常に非効率的です。睡眠には頭と体を休め、集中力や思考力を回復させる働きがあります。また、睡眠不足になると免疫力も低下して体調を崩しやすくなります。私の場合は12時前には寝て、朝7時頃に起きるというサイクルで生活していました。個人差はあると思いますが、最低でも6時間は寝た方がいいでしょう。
 更に
睡眠には記憶を定着させる働きもあります。起きている時のことを、睡眠中に整理して記憶にするのです。(睡眠直前に暗記をすると記憶に定着しやすいとも言われています。)

 次に
「うがい」「手洗い」「マスク」も大事です。よく言われることですが、よく言われるのはそれだけ効果があるからです。最近は消毒用アルコールがおいてあるところも多いので利用してください。
 受験シーズンの冬場に流行する病気として有名なものにインフルエンザとノロウイルスがあります。私は両方かかったことがありますが、どちらもとても苦しいです。
かかったらまず試験には落ちると考えてください。(そもそも家から出られないです)受験当日にかからないように万全の準備が必要です。
 インフルエンザは予防接種があるので受けておきましょう。残念ながらノロウイルスはワクチンがありません。さらに、インフルエンザウイルスは消毒用アルコールで消毒できますが、ノロウイルスは消毒できないので注意が必要です。そのため、ノロウイルスの予防には、「うがい」「手洗い」「マスク」といった基本的なことが有効になります。
 私はこれらの事に加えて、「お茶を使ってうがいする」ということをしていました。お茶でうがいをすると、お茶に含まれる成分が風邪などの弱い菌をある程度殺菌をしてくれるといわれています。
 あとは、
自分の体調に気を配ることです。「今日は調子が悪い、風邪を引きそうだから無理をせずに早く寝よう」と決めて休むことも重要な事です。

 しかし、どんなに気を付けていても、風邪を引くときは引いてしまいます。私はかなり体調に気を配ったつもりでしたが、結局受験当日は体調を崩してしまいました。体調管理はあまり神経質になりすぎるのも考え物です。「病は気から」ともいうように、精神的なものも体調に大きな影響を与えます。
体調に気を配りつつ、「風邪を引いたらしょうがない」と楽天的に考えるのも、健康維持の大切な方法かもしれません。
 健康維持に特殊な方法はありません。普通の事を普通にやる、それが健康への一番の近道です。頑張ってください。
(薬学部 I.T) 

Q1..第一志望の受験日が近づいてきました。失敗しそうな気がして不安です。どうやって気持ちを切り替えたらいいでしょうか。
(高3 女子)
A1. 相談ありがとうございます。大事な試験の前は誰でも緊張すると思います。というより一度も不安にならない鉄メンタルの持ち主のほうが珍しいかもしれません(^^)ここは一つ「不安にならない受験生は居ない。不安を感じるのが普通」と割り切りましょう。
 それと
「失敗したらどうしよう」とか「知らないところが出題されたらどうしよう」とか、まだ起きてもいない状況を考え続けるのは、はっきり言って時間の無駄です。そんなことで悩んでいても良い結果にはなりません。失敗したらその時に考えればいいことなので、そういったネガティブ妄想をしている暇があるなら、単語や公式を覚えましょう。
 不安な気持ちは受験生皆同じだと思います。ですが
自分のやれる事を精一杯やってきたという自信があれば、本番で十分実力を発揮できると思います。気持ちも体調もしっかり整えていきましょう!
(工学部 I.R)

Q2.She has two sons who live in Tokyo.とShe has two sons, who live in Tokyo.の文の違いが良く分かりません。
(高2 女子)
A2. 関係代名詞の文ですね。単語の並びも一緒に見えますが、実はカンマがあるかないかで文の意味は大きく違ってきます。

 関係代名詞の文で、
カンマがないときは「後ろから前」に訳し、カンマがあるときは「前の文から」訳します。
 では質問の文を使って訳してみましょう。

<カンマがある場合>
 She has two sons, who live in Tokyo. →  
She has two sons, and they live in Tokyo.
 「彼女には息子が二人いますが、(彼らはみな)東京に住んでいます」
 カンマがある時、
後ろの文を<接続詞 [and, but, for]+代名詞>に置き換えて「〜であるが」「〜で、そして」等と訳してみると分かりやすくなります。

<カンマが無い場合>
 She has two sons who live in Tokyo. 
「彼女には東京に住んでいる息子が二人います」
 この場合、彼女には東京に住んでいる息子以外に、息子か娘が居る可能性があります。このようにカンマがある文と似ているように見えても意味が異なってきます。

 別の例を見てみましょう。
There were few passengers who could escape without injury. 
 →怪我せず逃げられた乗客はほとんどいなかった。
(→乗客のほとんどが怪我をした)
There were few passengers
, who could escape without injury. 
 →乗客はほとんどいなかった
が、彼らは怪我をせずに逃げられた。(→怪我をした乗客はいない)

 このようにカンマ一つで意味が全然違ってきます。教科書や参考書で確認しておきましょう。
(農学部 K.K) 
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