2015年10月号

<特別寄稿>東大生の体験談「高校時代の勉強法」
今回は東大生スタッフに高校時代の勉強法について聞いてみました。
受験勉強以前と以降についても書かれていますので1,2年の人も是非参考にしてください!

 みなさん、学校生活は楽しんでいますか?
 私の高校時代、とくに高校三年生の一年間はとても充実していました。三年生の6月まで部活動があり、また9月には学園祭があったため、
腰を据えて受験勉強に打ち込んだのはそれ以降でした。本格的な受験勉強以前と以降のそれぞれで、高校時代の勉強法を振り返ります。
 一,二年生の頃は、勉強といっても宿題をこなす(特に宿題が多い・少ないといったことはなかったと思います)ことと、英語の予習(英単語と、新しい文法内容を参考書で調べておく)くらいで、特別な勉強をしていたわけではありません。英語は好きだったので予習はあまり苦ではありませんでした。一方、
英語以外の宿題については、「宿題が残ってる…」と感じると夜のテレビも楽しめないので、とにかく早く終わらせることを意識していました。授業が早く終われば、その数分を利用して取り組んだこともあったと思います。
 三年生の半ばまでははじめに述べたように、部活動の集大成、さらに学園祭の準備と取り組むことが多かったのですが、
々の宿題・予習に加えて、受験勉強の作戦をたてていました。時間は限られているので、志望校に合格するために必要な点数と、自分の実力の差がどこにあるのかを考えました。苦手な分野は、裏を返せば伸び代は大きいのです。理系なのに化学・物理が苦手だった私は、まずは教科書レベルの学習からだと感じていました。
 とうとう始まった受験勉強、とりあえず自習室に向かって、作戦を実行しました。こなしたい学習内容を考えると、だいたい夜の九時頃まで勉強しなければいけなかったのですが、夕方六時頃からの眠気がとても辛かったことを覚えています。これは我慢すれば済むという問題ではない、と感じ、眠くなったら机に突っ伏して寝る、そして目が覚めればいつもの缶コーヒーを飲んで勉強を再開する、というルーティーンを身に着け、毎日行っていました。
このような「自分ルーティーン」を作ることはお勧めしますが、私のルーティーンがみなさん全員に当てはまるとは思いません。受験勉強が順調に進まない…と焦る前に、
自分なりのルーティーンを見つけておくとよいですよ。
目標を掲げ、そこに日々の努力をもって挑戦する、ということの大切さを、受験勉強を通して学んでほしいと思います。そうすればきっと、結果はついてきます。頑張ってください!
(医学系大学院 K.T) 

Q1. 数学が苦手です。例題を見てなら問題は解けますが、色々な問題が出てくるとどの解法を使えばいいのか分からなくなってしまいます…。
(高1 女子)
A1.
 私も受験生の時に
同じような経験をしました。特にテストで難しい問題が多く出るとき、どのやり方で解くのかさっぱり分からないという経験です。

 例題を繰り返し解くことは、数学における非常に重要な勉強法です。例題を解くことで「こういうタイプの問題にはこの解法!」というパターンを知ることが出来るからです。
ただ「例題を見なくては同じような問題が解けない」なら、それは解き方の方針、ヒントを示されていなければ解けないということなので、はっきり言って「分かっていない」のです。数学は答えまでの流れ(方針)を考えて、計算をして、初めて答えに辿り着きます。計算は機械的にやればいいのですが「方針を立てる」つまり、問題が何を聞いているのか、何がポイントでどうやったら解決できるのかを考えなければなりません。前提となる知識を全て理解している必要があります。

 
私は問題集を使ってノーヒントで解く演習を積みました。時間をかけて知識を総動員して、例題を見ないで解く練習です。そして分からなければ解説を見て、もう一度答案を作ります。これを地道にする事で、テストのような「例題を見ることが出来ない」状況でも問題を解けるようになっていきました。
 時間はかかると思いますが、参考にして頑張って下さい。
(農学部 O.T)

Q2. センター過去問をやっています。英語の発音・アクセント問題で点が伸びません。対策を教えて下さい。
(高3 男子)
A2. 
 毎年、第1問で出題されるジャンルの問題なので、しっかりと押さえておきたいところですね。
 単語を覚える時には意味やスペルを覚えることに重点を置いてしまいがちですが、同じくらい
「音」も重要な要素です。
 今はCDや、
音声が視聴可能な教材(Web辞書でも音声ダウンロードが可能です)が使用できますので活用していきましょう。
 これから集中的な対策を行う予定の人は
アクセントの置かれている母音をメインに学習すると効果的です。音を覚えるときにはboot[bu:t]やwool[wul]のように母音が伸びるのか伸びないのかに着目して覚えていきましょう。また、knifeのkのように黙字(表記されていても発音はしない文字)を含む単語の出題率も高いです。
 「音」を意識して学習を進めていってください。応援しています。

(工学部 I.R) 
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