2012年6月号

Q1. 数学の問題集の使い方の質問です。問題をノートに解いていくときに効率よく勉強するためにはどうしたらいいでしょうか。問題文は書いた方が良いですか?
(兵庫県 高3 女子)
A.  高3生ということなので、数学ばかりやるというわけにもいかないと思いますし、効率的に、という観点からしても問題文まで書き写すのは時間がもったいないので、適切とは言えません。
 問題集をやる時に大切なのはまず、「仕上げる」ということです。この場合、もちろん全てやっても構いませんが、わかりきっている簡単な単元まで事細かにやることはありません。 そのような箇所は基本問題はとばして応用問題のみやる、といった形でもかまわないと思います。 とにかく大事なのは最後までやる、ということです。 一通り目を通すことによって、分かっていた場所の再確認と、分かっていない問題の洗い出しをすることが目的だからです。
 そしてもう一点大切なことは「間違った問題はわかるまで復習をする」ということです。いうまでもありませんが、分からなかった問題を出来るようにする事が成績の向上に直接結び付きます。
以上のことから、ノートの書き方は以下に気を付けて行うのが良いでしょう。

1.問題番号をきちんと書く。
2.図や式を含めて、導出の過程をきちんと書く。

いずれも、後で間違った箇所をきちんと調べられるようにするためです。 これくらい出来ていれば、最悪自分が分かりさえすれば構わないので多少汚くても良いでしょう。
 問題集を始めるというのはとても良いことです。今後も色々な教科においてそのような機会が訪れると思いますが頑張って下さい。
(農学部 O.T)

Q2. 数学や英語の問題を解いている時にすぐ解答を見てしまう癖がついてしまって、達成感が得られません。やっぱり解答はできるだけ見ないでじっくり考えて解いた方が良いのでしょうか?
(東京都 高2 男子)
A. もちろんじっくり考えて解いた方がいいこともあります。 しかし、普通試験には時間制限がありますし、高校生活で勉強に割ける時間も限られていると思います。 なので、どんなに考えてもわからない問題に時間をかけるのも時間のムダです。まず時間を効率的に使う方法を考えましょう。
 まず良いと思うのは問題を考える時間にタイムリミットをつけることです。 例えば「1問に5分以上かけても分からなければ諦める」とか「ここからここまでを30分以内に解けるものだけ解く」などと自分の中で制限をつけましょう。 このようにするとムダな時間を省けるだけではなく、「自分の解ける問題かどうかをぱっと見分ける」という受験に役立つ力をつけることができます。
 また、解答を見る際にも最初からすべてを見るのではなく、はじめの数行だけを読んでもう一度自分でやってみるなどの工夫をしても良いでしょう。 そしてもうひとつとても大切なことは解答を見た問題に関してはよく復習して次に同じ問題を解くときには必ず解けるようにすることです。
たとえ一回目に解けなくても次に解けるようになっていれば「自分に実力がついた!」という達成感につながります。 復習を徹底して実力を付けていきましょう。
(医学部 O.Y)
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