2012年12月号

Q1. 古典の効率のいい勉強法、どういった手順で何を勉強していったか、使ってみて良かった参考書を教えてください。
(佐賀県 高1 男子)
A.  古典の勉強において主に必要なものは
 @ 古文単語の知識
 A 古典文法の知識
 の二つです。これらの基礎がしっかりしていないと、教科書や問題集の文章を読んでも、訳が分からなくなってしまいます。ですから、まずはこれらの基礎知識をしっかり固めることから始めましょう。

 @ 古文単語の知識からですが、僕は「マドンナ古文」などを使って勉強していました。ただ、今は様々な単語帳が発売されていて、どれもかなり分かりやすくまとめられているので、どの単語帳を使っても大差はないと思います。重要なのは自分がやりやすいことと、一つの単語帳を何度もやることです。特に後者が大切で、英単語についてもいえることですが、いろんな単語帳を買ってきて全部中途半端にやるよりも、一つのものを何度も繰り返してやることをオススメします。

 A 古典文法の知識についても、分かりやすい問題集がいくつも発売されているので、どれかを買ってきて一通りやってみましょう。僕は基本的に学校の小テストなどで文法の知識を身に付けましたが、それ以外にも文法の問題集をやって記憶を定着させていました。単語にしても、文法にしても一度やっただけでは必ず忘れてしまうので、繰り返しやることが大切です。これをやっていると非効率的で時間がかかってしまい、自分は記憶力が悪いのかと思ってしまいがちですが、そうではありません。誰でも一度で全てを覚えることはできず、それを何度か繰り返して記憶を定着させていく、という方法が結局は時間がかからず、効率的な方法なのです。

 以上2つのことに加えて、文章を読み慣れる、ということも大切な事の一つです。@とAをしっかり勉強しつつ、それと並行して教科書などの文章を読んでいく、という方法をやっていました。文章を読む上でお薦めするのは、声に出して読むことです。音読すると古文独特のリズムが自然と身について、単語や文法を覚えやすくなります。

 @古文単語、A古文法の二つの基礎をしっかり固めながら、文章を読み慣れていきましょう。頑張って下さい!

(工学部 I.Y)

Q2. 私は普段、その日学校であった授業の復習として、英数国を中心に、理科や地理のチェックポイントを覚えたり問題を解いたりしているため毎日大変です。日によっては復習するのが精一杯でその他の勉強ができないこともあります。もっと効率的でオススメの復習方法があれば何でもアドバイスしてください。
(東京都 高2 女子)
A. その人に合った復習の仕方というものがあり、一概にこれが良いとは言えませんが、効率的な復習方法について、私の高校の頃の復習の方法を書いておきますので、参考にしてみてください。

 まず、疑問点はその場で必ず解決するようにしていました。
 忙しい中、疑問点が残ってしまうと、それがずっと分からないままということもありましたし、何よりも復習の際に、とても時間をとられてしまいます。
 予習や授業の際に分からなかった箇所は、必ずその授業や授業の前後で先生や友達に質問をして解決し、家に持ち帰らないようにしていました。

 次に、復習に優先順位をつけていました。

 毎日の復習や宿題や次の予習がある中、なかなか大変な作業です。時間は限られていますので、授業中に今日の復習について優先順位をつけておいて、優先順位が高いものを復習するようにしていました。

 例えば、数学や理科の問題については、自分の力では解けなかったもの、自分で解けたけれど時間がかかってしまったもの、自分の力ですぐに解けたもの、といった順に優先順位をつけ、問題にマークをつけておき、時間がない場合は優先順位の高い問題(私の場合は、自分の力では解けなかった問題と、時間がかかってしまった問題)だけを解くようにしていました。

 単語についても同じです。覚えていないもの、曖昧なもの、覚えているものに分けて、優先順位をつけておき、優先順位の高いものだけを復習して覚えるようにしていました。

 その日のうちに復習できなかったことは、土日の時間があるときにまとめて復習をするようにしていました。

 また、定期テストの前などは、予習する必要はありませんので、まとまった学習の時間がとれると思います。毎日の復習では、優先順位の低いものの復習は省いていましたが、このまとまった時間に全て復習するようにしていました。

 学校の授業の復習をすることはとても大切なことで、習ったその日のうちにきちんと復習をしていることはとても素晴らしく、これを続けていけば確実に実力がつくと思います。受験の際にはこの復習で培った力が活きてくると思いますので、自分に合った効率的な復習方法を探し、大変かもしれませんが、ぜひ頑張って復習を続けていってください。
(工学部 F.K)
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