2011年5月号


Q1. 英文法の勉強がはかどらなくて困っています。英文法をやる意味とどうやったら楽しいと思えるのか教えて下さい。
(大阪府 高2 男子)
A. 私も高校時代から英語が嫌いで、特に英文法などはやる意味も分かりませんでした。
英文さえ読めていれば十分だと考えていたので実際に英文法の勉強は手を抜いていました。
 しかし、受験生時代に体系的に英文法を学習し始めると、次第に英文法の楽しさが分かってきました。

 難し目の英文を読んでいると、必ず意味の分からない文や誤読してしまいがちな文が多く出てきます。その時に英文法の学習で得た知識を用いるのです。「この文のここからあそこまでが副詞節で、ここが関係代名詞節、この文は仮定法過去だから」などと丁寧に読み解いてあげることで、誤読も少なく意味も取りやすくなります。
 英文法をきちんと理解した読み方が定着すれば英文が読みやすくなり、文章として楽しむことができるようになるはずです。たしかに最初は苦しく面倒くさいですが、やり進めていくことで次第に楽しく感じる時が来るはずです。その時までがまんしてがんばってください。

 ハイパーレクチャーテキストの薬袋先生の「はじめに」をもう一度読んでみてください。英語構文の勉強の目的について書かれています。こちらも参考にしつつやる気を持ってがんばって下さい。
(工学部 I..A)

Q2. 食品に関する勉強をしたいのですが、どのような学部選びをしたらよいのでしょうか。
(静岡県 高3 女子)
A. 食品は人が生きていく上で不可欠なもので、その研究に対する必要性も高まってきていると思いますので、おもしろい学問分野だと思います。私自身も農学部で食品に関する研究をしていまして、実際に食品企業との共同研究もあり、人々の生活に近い学問分野であると感じています。現在は農学部の食品系の学科に所属していますが、この学科では主に食品成分がどのような機能を持っているかを分子レベルで解明することを目的としています。一言に「食品」と言ってもそのアプローチの仕方によっていろいろな学部の可能性が考えられます。

 食品にアプローチする方法として、食品が生体に及ぼす影響を解明する方法、食品そのものの特性を解明する方法、食品の調理法や伝統的な料理の研究など、食品文化を研究する方法といったアプローチが考えられます。
 食品が生体に及ぼす影響の解明に関する学問としては、栄養学、分子生物学、公衆衛生学、医学などがあります。これらを学べる学科としては、医学部、薬学部、農学部、看護学部、家政学部、生活科学部などがあります。
 食品そのものの特性の解明に関する学問としては、食品学、食品化学、食品分析学、食品衛生学などがあります。これらを学べる学部としては、農学部、家政学部、生活科学部などがあります。食品文化に関する学問としては調理学、調理科学、食文化学、食糧経済学、栄養教育学などがあります。これらを学べる学部としては家政学部、生活科学部、教育学部などがあります。

 まずは自分がどのようなアプローチで食品を勉強したいのかを考えると良いと思います。その上で各学部のホームページや資料を読み、自分がやりたいことができる学部に進学するのが良いと思います。
(農学部 Y.O)
体験的勉強法目次へ
(C) 2011 Coretech